民間の介護保険加入を考えておられる方に知っておいて欲しいこと。 [介護保険]

■基本の介護保険

 ふたつある介護保険

  ◎公的介護保険◎
  介護保険と聞いてぱっと頭に浮かぶのは、40歳になった月から強制徴収される
  「公的介護保険」の方だと思います。
  これは市町村及び特別区が運営するもので、保険料は加入している(公的)医療
  保険と併せて徴収されます。

  ◎民間介護保険◎
  もう一つは、民間の保険会社が運営する、「民間介護保険」です。
  これは保険会社が運営し、保険料は加入するプランに応じた金額を保険会社に
  支払います。


 ふたつある介護保険料控除

  ◎公的介護保険◎
  公的介護保険で支払った保険料分に関しては、社会保険料控除(所得控除)が受
  けられます。

  ◎民間介護保険◎
  民間介護保険で支払った保険料分に関しては、2012年から生命保険料控除の仕
  組みが変わり、「介護医療保険料控除」が新設されます。
  2012年1月1日以降に締結した契約から適用され、所得税で最大4万円、住民税で
  最大2万8000円の「介護医療保険料控除」を受けることができます。


■これまでとこれからの民間介護保険料控除とはどんなもの?

 これまで

  これまでの民間介護保険や医療保険の保険料は、一般の生命保険の保険料と合
  算され、年末調整によって所得税で最大5万円、住民税で同3万5000円の控除が
  受けられていました。


 これから

  2012年からは介護保険と医療保険が切り離され、所得税で最大4万円、住民税で
  最大2万8000円の「介護医療保険料控除」が受けられるようになります。


 税制上での民間介護保険のメリットは、これからの方が大きいことになります。
 民間介護保険に加入を検討されている方は、こうした控除の新設もしっかり確認して
 おくことが必要です。

 介護にはお金がかかります。
 控除を上手く使って、節約できるところから節約していけるといいですね。
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