介護する側される側の気持ちの持ち方 [介護]

人間たるもの「老い」は必ずやってきます。
アンチエイジングしてたって、いくら体を鍛えていたって、間接が軋み歩行が困難になる日は必ずやってくるのです。
そんな「介護される側」になった時に備えて金銭的な事前準備をしておくのも大切ですが、人間関係の事前準備もしておいて欲しいなと思います。

あなたは今、自分の周りの人を大切にしていますか?

これは介護の問題に限らず、生きていく上で人生の全てにかかわってくる事柄ですが、貧弱な人間関係は将来の孤独に繋がっていくと思うのです。
毎日他人のことを思い自分を犠牲にして生きていけと言うつもりはありませんが(そんなマザーテレサみたいな生き方をするのは無理がある)、自分に余裕がある時には他人を助けたり、家族を思ったりする、それくらいなら出来るのではないでしょうか。
毎日余裕がある人は毎日優しさを分け与えればいいし、週に2日しか余裕のない人は2日だけ自分以外の人のことを思ってあげればいい。
自分の出来るペースで、自分以外の人に優しくしてあげることが人間関係の事前準備になるのではないかと思います。

人間関係の事前準備の話は何も、将来自分が介護される側になった時のためだけにやっておけと言っているわけではありません。
今、自分以外の人を思えない人が増えている中で、普段から最低限の優しさを持ってほしい
他人を助けてあげられない人が、自分ばかり助けてほしいと思うのは何かが違うのではないかと思うのです。
周りに当たり散らして感謝の気持ちも持てない人を、自分から進んで助けようと思いますか? 
口汚く罵られて、邪険され、毎日負の感情ばかりまき散らされれば、「面倒を見てあげよう」「優しくしてあげよう」という気持ちすら萎んでいきます

何かをしてもらったら「ありがとう」、すまないなと思ったら「ごめんね」たったそれだけでいいのに、出来ない人が多いように思います。
「老い」によって頑固になってしまうのも理解できるのですが、その壁を少しでも和らげて「感謝」を表に出してほしい。
今高齢者と呼ばれる方に、そんな風に接して貰えたら若い世代も積極的に手助けできるのではないかと思うのです。

……まぁ、理想論ですが、毎日の感謝の気持ちはとても大切だと思います。
高齢者介護をされている方は、身を持って実感されているのではないでしょうか。
私も毎日「ありがとう」と「ごめんなさい」を心がけています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。