介護保険の保険料の料率と計算方法。 [介護保険]

介護保険の保険料は、40歳になった月から徴収される保険料です。
40歳から65歳未満の人は、国民健康保険や健康保険の保険料に上乗せする形で支払うことになります。
65歳以上の人は、公的年金から天引きをする方法と、納付用紙や口座振替で支払う方法があります。


■ 介護保険料はひとつきいくらになるの?

40歳から65歳未満の人の介護保険料は、加入している公的医療保険に上乗せする形で支払うことになります。
それに伴い、加入している公的医療保険によって介護保険料率が異なります
つまり、40歳以上の日本国民が一律で同じ介護保険料を支払うということはありません。


 国民健康保険に加入している方の介護保険料
  …お住まいの市町村・資産・所得によって保険料率が異なります。世帯主は世帯員分を負担します。

 全国健康保険協会管掌健康保険に加入している方の介護保険料
  …平成22年度の介護保険料料率は1.50%です。健康保険の保険料率に上乗せして支払うことになります。
  …健康保険料率は都道府県によって異なります。平成22年度の健康保険料率はこちらです。
  ※会社にお勤めの方の保険料は労使折半の為、半額負担です。
  ※任意継続被保険者の方は、全額自己負担です。
  ※会社にお勤めの方の配偶者など被扶養者は、個別に保険料を納める必要はありません。

 健康保険組合に加入している方の介護保険料
  …各健康保険組合によって料率が異なりますので、加入されている健康保険組合にお問い合わせください。


こうしたように、厳密に「いくら」と言えない介護保険料ですが、厚生労働省が介護保険料の全国平均というものを発表しています。
これによると、第4期(2011年2月現在最新)の介護保険料の全国平均は、4,160円となっています。
これは、所得の大小などを混ぜこぜにしたざっくりとした全国平均なので、参考程度になさってください。
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