介護施設の入所に関するお金のトラブルが続出しているようです。 [介護]

お金にまつわるトラブルはどんなことでも起こりがちですが、高齢者の介護施設の入所に関してもこうした費用のトラブルが続出しているようです。

 費用トラブル続出の介護施設 入居利用料の基本をおさえろ!

この記事では、「最初に説明されていた入居利用料より倍近い額が請求された」というものですが、高齢者の施設入居に関するお金のトラブルは入居利用料だけではありません。

入居時にまとまった額の一時金(平均1000万円台ぐらいだそう)を支払ったが、施設の雰囲気に馴染めなかったり、別の施設に移りたいといった状況になり、退居時に一時金の返金を求めたがほとんど返還されない、など。

施設の入居や利用に関して動く金額は決して小さいものではありません。
まして高齢者は老後の安心の為に入居するのですから、こうしたトラブルに巻き込まれるのは少し酷なような気もします。

高齢者の施設入居時には、
 ・体験入居などを使って出来るだけ施設の雰囲気を知る努力をする。
 ・どんな介護サービスを受けられるのかを理解しておく。
 ・利用料金の一覧を出してもらい、追加料金の支払いの可能性などをしっかりと聞いておく。
 ・契約に関する契約金・解約金・返還される金額などをしっかりと聞いておく。 
 ・入所時に居室の写真を撮影しておく(解約時に改修費を請求される場合があるので、入居前からの傷などを確認しておく)

などの対策を立てた上で契約されるのが望ましいでしょう。
普通に考えると賃貸住宅に入居する時の事前注意のようなものですが、それにプラスしてサービス面での説明や料金設定を事前に確認しておくことが大切です。

入居される高齢者の方にこれらを準備させるのは難しいように思いますので、周りの方がいらっしゃる場合はそうした準備を代行してあげることが必要になってくると思います。

何にせよ、高齢者にとって介護施設への入所は「終の棲家」という意味もあるように思います。
生活していく上で大きなウエイトを占めることになる施設の入居がストレスになるようなことがあってはいけないとそんな風にも思いますが(あくまで理想としては)、事前準備でそうしたストレスが回避できるのであればやっておくにこしたことはないのではないでしょうか。

高齢者の方には、出来る限り快適で楽しい老後生活を送ってもらいたいと、そんな風に思うのです。
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